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ハイドロキノンとトレチノインを組み合わせる理由は?

考える男の人

ハイドロキノンとトレチノインを併用した方法はネットでも度々紹介され、毛穴の黒ずみやニキビ跡の改善、美白に良いと言われ、肌トラブルのあった女性が多く利用しています。
何故この2つを組み合わせて使用するのかについては、それぞれ異なった作用を持ち、目的に見合った効果を発揮するためです。
ハイドロキノンはイチゴやコーヒーにも含まれている天然成分で、日本では最近になって名前が出るようになりましたが、海外では古くからシミの治療など医療用に使用されています。
ハイドロキノンの作用はメラノサイトに対する毒性と、メラニン色素を作り出す酵素を阻害することから、シミの原因となるメラニン色素を抑制することで、美白を保つ効果があります。
トレチノインはビタミンA誘導体の一種で、皮膚から吸収されると基底層に作用することで、細胞を活性化させて分裂を促進させます。
細胞分裂の早まった皮膚は通常より早くターンオーバーを起こし、本来なら4週間はかかるとされる皮膚の生まれ変わりを半分の2週間程度で行うようになります。
毛穴の黒ずみの原因となる角栓や、シミの原因となるメラニン色素は表皮細胞に留まっていますが、早めたターンオーバーによって徐々に外側に押し出され、やがて角質と共に剥がれ落ちることになります。
生まれ変わった肌はメラニン色素が定着しておらず透き通った白い肌となりますが、メラニン色素は紫外線から肌を守る効果があるので、そのままでは紫外線に弱くなってしまいます。
そこで、紫外線から肌を守るためにメラノサイトがメラニン色素を生産して肌の色を変化させますが、ハイドロキノンを使用すると、メラノサイトの働きが抑制され、白い肌を維持することが可能となります。
ただし、紫外線には弱いままとなるので、別の方法で紫外線を防ぐ手立てを用意しなくてはいけなくなります。

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